>>63 これも具体性の無い書き込み。
少しはzeroさんを見習いなさいや。
>>64 福沢の著作に関しては意見を異にせざるを得ませんが、
ここはさほど拘泥するところでもありませんので、とりあえず置いときます(笑)
教養の意義に関して、その有用性やあるいは学術の本質に関して
浅いアプローチのみで済ましている自称教養人が少なからずいることは同意しますし、
その軽薄さを苦々しく思う気持ちも僭越ながらあります。
余談ですが、新卒で入ってきた哲学科卒の学生が、
見事なまでに哲学史をなぞらえるだけで、さすがに説教に近い指摘をしたこともあるくらいです。
ただ、その上で、専門家や研究者でも無い限りは、
それも知的共有としては成立するわけで、
何ら不足しているわけでもないのです。
少なくとも「何のことか知らない」とは違って出発点になりうる。
仰るような学ばさせるべき教養がこれ!と定まっていれば世の中は大分楽ですが、
個人的には、その取捨選択でさえも教養なのだと思います。
昨今のサブカル系男子女子などは、ファッション的に澁澤や寺山を読んでいますが、
それに付随して何を読むか、何を好むかということを
他者への理解や評価と繋げている部分があります。
それはカウンターカルチャーの分野にすぎないと言えばそうですが、
教養、なおいても同じことが言えるのではないかと思います。
実学偏重、という流れは全く同感で、
私としても、文学部で宗教やら社会学やらやりましたので、
常に腹蔵もっている次第です(笑)
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