神道 1
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076 2014/12/31(水) 13:37:46 ID:bcsu9Go3hQ
>>72 「三国遺事」の檀君神話における桓雄は白頭山の頂の神檀の樹に降ったとされる。
檀君その子檀君は「檀の神」で高木神と似ているというのだが、13世紀末の作り話である。
岡正雄や大林太良が同一神話系統と断じている。
高千穂のソホリの峰がソウルの語源でもある「都=所夫里」、
クシフルの峰に相当する朝鮮語クジ(亀旨)峰に大伽耶の始祖が天下ったとか、
文献穿り学派たちの妄想は甚だしい。
朝鮮→日本の一方通行も卑下し過ぎだろう。半島に倭が進出していた時代もあるのだし。
神話学には一定の限界があるので、起きたであろう蓋然性の高い歴史の姿を盗み見る縁にはならないが、
天孫降臨神話の趣や建付けは、日本古来ではないと匂いで感じる。
呼称はともかく縄文時代以来の「高木」神と習合してしまったが、天孫降臨神話は思うに輸入品だわ。
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