人権概念の甘ったるさの嵩にかかった民主主義の暴慢が世界中へと拡大したために、
今や人口爆発や経済破綻による人類滅亡の危機すらもが差し迫っている。
この現状を打開するためには、早急に民主主義の鼓舞を廃絶していく必要がある。
一方で、民主主義が廃絶されたからといって、独裁主義や全体主義に振れきったのでは、
これまた愚民化の持ち越しや庶民の労働意欲の低下などの問題を来たしてしまう。
最善となるのは、政商や悪徳外交といったような権力犯罪の横行を厳重に取り締まる
東洋流の封建統治の復興だといえる。西洋流の封建支配では、王侯と豪商や地主が
結託しての権力腐敗や国際紛争が常態化してしまうので、こちらの復活は絶対にダメ。
東洋流の封建統治も、完全に昔のままに復興していくのでは、また問題が起こるだろう。
いくら人権志向こそが現代の破滅の元凶となってしまっているとはいえ、重罪人の
九族皆殺しや十三族皆殺しすら恒例のこととして執り行われていたかつての封建制を
そのまま復興したのでは、極度の民心の鬱屈からなる陰惨化なども避けられないだろう。
ここでは、権力道徳を旨とする東洋流の封建統治を現代に復興していくことを
主題とし、そこではどのような問題が巻き起こるか、その問題を解決する
ためにはどうしたらいいのかなどといったことを、論じていくものとする。
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