>>6 的中率を神レベルにしろって話じゃなくて、「予測」という行為そのものが神の御業
って言いたいんだよ。自然現象とか物理現象は条件を揃えたり、または周期によって
同じことが起こるから、人は未来を予知出きると勘違いしているけど、それは本当は
「過去はそうだった」って話で「未来はこうなる」って話じゃない。「ミネルヴァの
ふくろうは夜飛ぶ」ように人の知恵は過去形の形でしか飛び立てないものなんだよ。
東電なんかが言っていた「絶対に大丈夫です」「事故は起こりません」なんかも
ある意味、「予測」なわけだけど、それがいかに脆いものであったかは今回の事件で
日本中が思い知った。やはり、人に「予測」は荷が重いよ。勿論、あなたが言うように
少しづつの進歩は必要だよ。でも、それでも「予測」は本質的に無理な行為である
ことを認識しておいたほうがいいと思う。「地震はいつ来るか分からない」「データは
あるけど当たらない」「全く警戒されていないところにも地震は来る」「科学は予知
できない」こういう人の無力さを認めたところから産まれる対応策がきっとある
はずだから、それは意識しておくべきだと思う。逆説的であるけれど、自分は東電や
周囲が「人は神じゃないから原発は絶対に事故る」と意識しておいたら今回の事故は
起こらなかったと思う。
繰り返しになるけれど、地震学とかの発展は無駄だって話じゃないからね。
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