以下は、偶然知り合ったアメリカ人との会話です。(会話は英語ですが、日本語に訳しています)
私: あなたも中国語の勉強をしているの?始めてから3年か。私と同じだね。
彼: うん。もう中国や台湾とのビジネスには困らないよ。
私: えっ、たったの3年ですごいじゃない。私はまだ普通に会話はできないよ。
彼: へー。毎日どのぐらい勉強してるの?
私: この3年間、毎日1時間は必ずしてるよ。
彼: (驚きのあまりしばらく無言)
1時間って……。それはいくらなんでも……。
彼にとって、毎日1時間の語学の勉強はないに等しい、そのような反応でした。少なすぎてお話にならない、とでも言いたげな顔でした。
社会人が「外国語を毎日1時間勉強しています」と言えば、日本では「偉いなぁ」という反応が返ってくることが多いと思います。
それが、呆れられるなんて、すごくショックでした。
しかし、私のように、「日本人であるから」という妙な言い訳を盾にたいした努力もせず、効率ばかりを追っている人はかなり多いのではないでしょうか。
そんな時間があれば単語の1つでも覚えればいいのに、と突っ込みを入れたくなるような無意味な研究ばかりしている、私のような人が。
流暢に外国語を操る人は、実は、特別な才能があったのではなく、効果的な勉強法を用いたのでもなく、ただ時間をかけて黙々と勉強しただけなのですね。
そして、その努力をひけらかすことなく、目標達成後もさらに黙々と次のステップに向かって努力されている。。。
日本語ペラペラの外国人の皆さんは、とてつもない努力を積み重ねられたのでしょうね。
そういうことですね。それがやっとわかりました。今頃。
でも、わかってよかった。
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